木質チップを活用した「6次産業化」への取組を紹介します

東日本大震災に伴う福島原発事故以降、電力を始めとし、様々なエネルギー対策への関心が高まっています。
そのような中、木質バイオマスエネルギー活用を含んだ、取り組みを行っているメーカーがあるので紹介します。
神埼市千代田の「株式会社大橋」さんは、木質材粉砕器(チッパー)の製造、販売を主に行っておられます。
山側で生産される間伐材等の林地残材を有効活用できないものかと検討を重ねられ、今回、木質チップを燃料とした「ビニールハウス用加温機」を開発し、木質バイオマスエネルギーとして活用するため、現在、実験中との事です。
また、森林荒廃の一因とされる「侵入竹」を微粉砕した「竹粉乳酸発酵肥料」の開発も手掛け、安心安全な農作物の生産に貢献されています。
このように、自社の製品(チッパー)を活用して生産されるチップを、エネルギーとして、または肥料として消費するまでを手掛ける「6次産業化」を目指しておられます。
この取組は、木材の需要拡大の観点からも今後、注目すべき取組の一つと思われます。
関光 拝

木質チップを燃料とした「ビニールハウス用加温機」.JPG

木質チップを燃料とした「ビニールハウス用加温機」