多良岳材のブランド化をめざして

概要

鹿島藤津地域では、付加価値の高い無節材や大径材などの産地化を目指しています。

取組

鹿島藤津地域で生産される優良材を「多良岳材」と称し、ブランド化に努めています。
具体的には

  • 土地に合った樹種、品種を選定し、品種の統一化を図っています。
  • 優良苗木を選別し、丁寧な植え付けを行っています。
  • 枝打ちや間伐等、施業基準を定めることにより、まっすぐで年輪幅が均一な「多良岳材」を定時・定量供給できる体制を整えています。

多良岳材の枝打ち

目的

  • まっすぐな節のない優良材を作ります。
  • 先まで太い木を作ります。
  • 年輪の揃った目詰まり材を作ります。

ポイント

  • 1回目の枝打ちは極端に悪いものを除き、全材木にについて行います。
  • 2回目以降は、まっすぐな良い木だけを選び枝打ちします。
  • 1回に1.5メートル以上の枝打ちは行いません。
  • 枝が小さいうちに枝打ちします。
  • 枝打ちと間伐は同年度には行いません。
  • 枝打ちの時期は、11月から翌年3月頃までに行います。

 

多良岳材の間伐

目的

材木の成長を促進させます。
年輪幅を均一にします。
質の揃った優良材が得られるようになります。
適正な利用間伐を行うことにより、中間収入が得られます。
病害虫や自然災害に強くなります。
下層植物が育成し、林地が保全されます。

ポイント

間伐は曲木、病害虫被害木、育ちの悪い木から始め、なるべく均等間隔になるように行います。
間伐で1千平方メートル当りに残す本数は、樹木の樹高及び胸高直径で決めます。


一度に30%以上の間伐は行いません。
間伐は、4年から5年毎に繰り返し、適正な本数を維持します。
手入れが遅れている山林では、少しづつ繰り返し間伐を行う。
間伐の時期は、10月から翌年3月頃までに行います。

間伐のいきとどいた山林 間伐の遅れた山林

1千平方メートル当りに残す本数

樹高 スギ ヒノキ
8m 320本 260本
10m 240本 210本
12m 180本 170本
14m 140本 140本
16m 110本 110本

 

多良岳材の施業基準

ヒノキ

生産目標材

林齢 45年生
材積 0.40立方メートル/本、440立方メートル/ha
規格 12cm角×6m×1本取り
本数 1,100本/ha
目標 優良無節材

スギ

生産目標材

林齢 40年生
材積 0.42立方メートル/本、462立方メートル/ha
規格 12cm角×6m×1本取り
本数 1,100本/ha
目標 優良無節材