第3回「木材生産拡大チーム会議」を開催しました
第3回目の「木材生産拡大チーム会議」を開催しました。
主に低コスト間伐を行う上での問題点、ポイントについて協議しました。
○日時
平成20年2月21日
○場所
伊万里西松浦森林組合
○出席団体
県森林組合連合会、各森林組合、素材生産業者、市町関係、県農林事務所、県林業課
○主な意見
・モデル地区(3地区)について、施業を実施した伊万里西松浦森林組合から説明を受けながら実施状況等の現地調査を行いました。
・低コスト間伐を行う上での問題点、ポイントについて協議し、次のような意見がありました。
●スイングヤーダは等高線と平行に集材すると効率が悪くなるため、路網を等高線と平行に入れ、荷上げ集材とすることが必要!
●スイングヤーダにより集材できる距離は100〜150m程度であり、これに併せた路網密度を考えることが必要!
●列状間伐の際、3残1伐でも、森林所有者によっては、伐り過ぎと感じられる方もいるので、事前説明をきちんと行い合意形成を図っておくことが必要。
●民有林の場合、民有林でモデル的に取り組んでいるところは、大面積の所有者を核にして、近隣の数名の森林所有者を取り込み集約化している所が多い。