県産木材利用推進プロジェクト・テーマ別推進チーム合同会議を開催しました
平成19年度「木材生産拡大チーム」及び「木材需要拡大チーム」の活動成果を発表し、意見交換を行いました。
日時:平成20年4月22日(火)15:00~
場所:佐賀県森林会館 会議室
- オペレーターの育成が必要である。今回は、オペレーターが不慣れということもあって、作業員を現場に多く投入する結果となった。また、作業路を入れることに対する所有者との調整が難しい。こちらが考えている経路(経済的に安い経路)と所有者が考える経路に違いがある。手入れがしてある山と手入れがされていない山もあり、直材が取れないということもあった。
- 県産木材を使ってくれる人が減ってきている。大工がする仕事が減り、プレハブメーカーの仕事が増えている。乾燥木材を作っても売れないという状況になりつつある。
- 大型工場に対抗できないから、県産木材で建てたらこういうメリットがあるというようなことをしてほしい。実際、県外から入ってくる木材が安いという現状もある。県産木材は生産していくが、大工・工務店に対する支援が必要。
- 県外からの材が安いから県外の材が使われているということであったが、中には県内の材が少し高いけど、使ってみようという人もいるのではないか?
- 県外からの材を安く買って売った方がいいと考える時期もあったが、これ(県産木材)をなんとかしないといけないと思って取り組んできた。県内の製材業者は赤字でやっている。
- 環境保全の点からも地域材の利用をうったえかけていかなければならない。
- 都会では、コンクリートの建物を造っていて、環境保全なんて考えられるわけがない。地域から行っていくべき。私が聞いた話では、小学校では、3時間目と4時間目に喧嘩が集中するということであった。校舎内での音の反響が原因らしい。