第1回「木材生産拡大チーム会議」を開催しました
平成20年度低コスト間伐モデル地区における利用間伐の実施状況の調査及び低コスト木材生産における今後の課題や対策などについて意見交換や情報交換を行いました。
○日時 平成20年11月21日
○場所 現地(鹿島市、嬉野市内)及び鹿島農林事務所会議室
○出席団体
県森林組合連合会、各森林組合、素材生産業者、県農林事務所、県林業課
○会議での意見等
・プロセッサの造材では、作業前、少なくとも朝・昼1日2回は、採材の長さをチェックする必要がある。長時間作業する中で、セットした長さより数センチ短く採材される場合があり、想定していた規格を満たさなくなる場合があるので注意が必要
・作業路開設に係る立木の先行伐採は、岩の露出などにより作設過程で計画ルートの変更が生じる場合があるため、必要最小限(30?40m程度先まで)にし、あまり先まで伐採しないようにすることが必要
・団地内における土場までの運搬は、一般にフォワーダが多く活用されるが、特に運搬距離が長い現場では、幅員・傾斜的に可能であれば四輪駆動2tトラックの利用が効率的な場合がある。天候が良く、道がぬかるまない時にまとめて運搬することも有効
・素材生産の工程管理では、1日1日の生産目標を持つことが大事。目標に対して結果を振り返り、作業を改善していくことが大事