九州間伐紙調達方針を策定しました
佐賀県では、九州の間伐材を使用した「九州間伐紙(木になる紙)」を自ら目標を定め率先して調達し、間伐材の活用と間伐の実施を通じた木材産業の活性化、さらには、森林の有する地球温暖化防止、県土の保全、水源のかん養など公益的機能の発揮を図るため、方針を策定しました。平成23年度の調達目標は、A4コピー用紙で6千箱(2,500枚/箱)とし、今年度使用料量から倍増させます。6千箱は、県本庁各課及び現地機関での使用見込み全体量の33%に相当し、これによる間伐促進面積は12haです。
九州間伐紙(木になる紙)は、九州の間伐材を利用した用紙で、これを使用することで森づくりに貢献することができます。
- 地球温暖化防止への貢献(カーボンオフセット)
企業活動の中で削減努力しても避けることのできない温室効果ガスの排出について、排出権クレジットでオフセット(相殺)できます。A4コピー用紙1箱で1,025gです。 - 森林の公益的機能維持発揮への貢献
間伐が進むことで森林の健全度が保たれ、公益的機能の維持発揮に貢献できます。
A4コピー用紙1箱で20?の間伐に貢献します。 - 林業・山村の活性化への貢献
間伐材製品を買っていただくことで、林業生産活動が行われ林業山村の活性化に貢献できます。
写真 木になる紙 A4コピー用紙 1箱2,500枚
◆九州森林管理局
「国民が支える森林づくり運動」と九州間伐紙「木になる紙」の紹介ページ
http://www.rinya.maff.go.jp/kyusyu/kikaku/kanbatsushi.html
◆ 問い合わせ先
佐賀県庁林業課林産振興担当
〒840-8570佐賀市城内1-1-59
電話0952-25-7133 FAX0952-25-7283
e-mail:yoka-wood@pref.saga.lg.jp