「木造テント」、よかウッドフェスタでお披露目です
平成23年11月5日、佐賀市のどんどんどんの森で「2011国際森林年記念 よかウッドフェスタ」が開催されました。
しかし、午前中の天候はあいにくの雨。人の入りは、ボチボチです。(昼からは雨も上がり、大勢の人で賑わっていました)
この会場にて、「木造テント」を展示しました。この木造テントは、床板もついているので、本来であれば床板の上を裸足で歩いてもらい、杉の素材感を肌で感じてもらうつもりだったのですが,雨のため断念しました。
しかし,周りのパイプ製の既製テントの中で、この木造テントは異彩を放っていた様に思います。とはいえ、そもそも、それが目的でした。
お客さんも興味津々に近寄って来ては、何かと質問をされます。
そこで、話の最後に私の思いを口にします。
「手軽だけど、突風に舞うテントの事故。手間は掛かるが、どことなく穏やかで優しい日本の原風景に似合うものができないかと考えた。」
木造テントを前に、木の文化について、そして日本の風景に合う建物について、もう一度考えて欲しい。
そう思ったしだいです。
関光 拝