〇平成24年度 県産木材利用推進プロジェクト会議を開催しました。
平成24年5月28日(月)佐賀県林業試験場において関係者34名が出席し、標記会議を開催しました。平成23年度の取組実績と平成24年度取組計画について事務局から報告し、委員から意見を頂きました。
(平成23年度 取組実績)
●木材生産拡大チームの取組
1.提案型集約化施業先進地事例研修会の開催
提案型集約化施業モデル組合?南那珂森林組合(宮崎県串間市)、先駆的林業事業体?日北木材有限会社(宮崎県日南市)の先進地事例研修会について研修報告がなされました。
2.低コスト間伐モデル団地設定の取り組み
唐津市厳木町天川地区において低コスト間伐モデル団地が設定され、素材生産事業に係るコスト分析についての結果報告がなされました。
●木材需要拡大チームの取り組み
1.HP及びTV放送を活用した県産木材・木造住宅のPR
2.「佐賀県産木材」の地産地消の応援団の活動の推進
3.「さがの木づかい住宅」の募集と認定
4.「佐賀県公共建築物木材利用促進方針」による木造化の普及啓発
5.県産木材の共同乾燥の実施
6.「よかウッドフェスタ」・「木材利用シンポジウム」の開催
上記の1?6の活動を通した
県産木材の流通加工システムづくり、木づかい運動、住みたい木造住宅づくりの取り組みについての報告がなされました。
●佐賀東部・佐賀西部地区会議
地区会議の開催、県産木材市場流通視察会及び意見交換会や森林・木造住宅見学会の開催等について活動報告がなされました。
(平成24年度の取り組み計画)
国の森林・林業再生プラン、新しい佐賀の森林ビジョンの一部見直し、公共建築物木材利用促進法、佐賀県総合計画2011等、森林・林業に係る諸情勢の変化に対応して、これまでの取り組みに追加して、?機械化の推進、?県産人工乾燥木材(KD材)に加え、県産天然乾燥木材(AD材)の生産の推進、?県産木材の利用推進活動を新たに展開することとし、木材生産拡大チーム会議に専門部会として低コスト推進部会が設置され、また、木材需要拡大チーム会議には、専門部会として多角的利用部会が設立されました。
(委員からの意見)
「今年のクリーク防災事業と関連して、どの程度の木杭の消費量を見込んでいるのか」
「AD材への支援とはどのような内容なのか」