「さがつく木のインテリアデザイン創出事業」リノベーション物件完成
県では、著名なデザイナーのデザイン力を活用して、商業スペースや公共施設等を「木のインテリア(家具を含めた内装空間)」によりリノベーションを行い、県産木材の付加価値向上を図る「さがつく木のインテリアデザイン創出事業」を実施いたしました。
つきましては、当事業によりリノベーションを行った物件を、御紹介致します。
[ KOWA CONSTRUCTION ]
Before
デザインコンセプト:KOWA LOUNGE
事業推進に貢献するオフィスの象徴空間
オフィスの中心的となる場所を、
来客だけでなくスタッフもゆったりと落ち着ける
ラウンジとしてリノベーション。
レセプションやキッズスペース、
ライブラリといった複合的な機能を持ち合わせ
打合せや商談にも使える空間に。
ぬくもりを感じられる県産木材によってつくられたこの空間は、
居心地の良い企業ブランディングスペースとなる。
After
- デザイン監修/OpenA 馬場正尊 -
- 設計・監理/OpenA 大橋一隆 -
- 施工/株式会社孝和建設一級建築事務所 -
- 建設地/佐賀県唐津市原1471-1 -
[ MITSUSE CUBE ]
Before
デザインコンセプト:MITSUSE CUBE
[完成した空間]ではなく、作り方・関わり方をデザインする
プロに学びながらの作業はもちろん、
材料発注や業者打合せ等できることは
できるだけ施主であるムラークの皆さんに
関わっていただきました。
SNSでの状況公開や、
工事中の現場での地域イベント、
他の団体との作業交流など、
多くの人が関わる機会を設け、
工事そのものが
地域との交流の場ともなりました。
(実は未完成で、工事はこれからも続きます。)
After
- デザイン監修/OpenA 馬場正尊 -
- 設計・監理/スムコト設計 満原早苗 -
- 施工/岡住建・NPO法人Murark -
- 建設地/佐賀県佐賀市三瀬村三瀬2769-1 -
[ SAGA Prefectural Office ]
Before
デザインコンセプト:EN・えん
焼き物やバルーン、みかんや玉ねぎ、
丸ぼうろなど、
佐賀の土地にはたくさんの円が存在しています。
この部屋は、県庁への来訪者や県庁職員が
ミーティングや待ち合わせなどに使うことで、
たくさんの『縁』が生まれる場所です。
Sの形をしたルーバーや、
何人でも対等に座ることができる
3つの大きさのテーブルなど、
ほとんどの部分に曲線を使い、
壁や天井に木材を張ることなく
木質化された空間をデザインしました。
佐賀の空気で育った木と、佐賀の文化と、
佐賀の技術が「EN・えん」という
空間全体を構成しています。
After
- デザイン監修/OpenA 馬場正尊 -
- 設計・監理/川﨑建築都市研究所 川崎康広 -
- 施工・家具製作/諸富家具振興協同組合、レグナテック株式会社 -
- 建設地/佐賀県佐賀市城内1丁目1-59本館1階 -
[ SAGA Prefectural Office ]
Before
デザインコンセプト:TSUM・つむ
佐賀の産業を支えた登り窯や反射炉には
レンガが使われ、
日本最初の建築家と呼ばれる佐賀出身の
辰野金吾もレンガという素材を
多用しています。
この部屋は、
佐賀から世界へ発信された文化の蓄積を、
先人から受け継いだ佐賀の山林で
生産された木材を使って表現しています。
3つの大きさのスペースを区切るパーテーション
は、一定の隙間を設けた木材のレンガ積み
とすることで、
各部屋のほどよい領域を創ると共に、
高階層の気持ちのいい光と風が抜けるよう
デザインしました。
After
- デザイン監修/OpenA 馬場正尊 -
- 設計・監理/川﨑建築都市研究所 川崎康広 -
- 施工・家具製作/福田建設株式会社 -
- 建設地/佐賀県佐賀市城内1丁目1-59新行政棟10階 -
佐賀県産木材を使った、木の香りただよう素敵なモデルルームが出来上がりました。
リノベーション物件については、モデルルームとしても活用されますので、
皆様の御来場をお待ちしています。