【施工】株式会社小林産業/【設計】小林産業建築設計事務所
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住宅の特徴(紹介)
1階には化粧の柱や梁、無垢の板材を壁と床に張ることにより、木を程よく感じて頂ける雰囲気にしました。また、リビングを中心に各部屋へ行ける導線にこだわり、常に家族みんなが顔を合わせる事が出来るようなブランニング。玄関土間スペースに薪ストーブを配置して、玄関とリビングを吹抜けにして家全体が温かくなるようにしました。
住み手の思いを汲んだところ
建築主様が、お家と一緒に育んでいけるようなお家にしたいとの想いもあり、内装の木の部分(柱・壁面・床)を建築主様自ら塗装やワックスを施されました。数年に一度は木材の部分をまた自らワックス等を施すことによりお家と共に歳をとって経年変化を肌で感じて、お家と一緒に「育んで」いって頂けるように建築させて頂きました。
木材(特に県産木材)の利用を工夫したところ
構造材はもちろんですが、内装・外装共に部分的に木材(県産木材含む)を使用しました。しつこ過ぎない程度に木材を使用し、老若男女問わず気に入って頂けるような雰囲気を目指しました。
木材を使用した箇所(外装・内装)
外装箇所/外壁(1F部分)・大部屋軒天・破風鼻隠し・玄関ポーチ天井
内装箇所/1Fリビングダイニング壁面(部分的)・趣味室壁面(1面のみ)
■住宅概要/敷地面積 477.24㎡・延床面積 97.71㎡
木材使用量(㎥)
全体使用量/14.5307
うち県産木材(㎥)
全体使用量/10.0981
うち構造材/9.2382
うち内装材/0.1802
うち外装材/0.6797