【施工・設計】テクノホーム株式会社
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住宅の特徴(紹介)
若い夫婦と二歳の娘が暮らす新居は、新興住宅地と言えども田園地帯の中での建設であり、周囲に配慮した色使いになっている。これからしばらくの年月は共働きで忙しい育児環境を考慮し、一階に広いLDKと仮眠のできる和室を配置した。なお、和室はいずれ同居になる親の居住スペースと考えている。
住み手の思いを汲んだところ
将来同居する老人室を家族団らんの場である一階に配置し、昼間は留守番や孫の下校後の孫守りをリビングで出来るよう考慮した。家族のつながりを第一に考えた老人同居型住宅と言えるだろう。
木材(特に県産木材)の利用を工夫したところ
リビングの天井とダイニングの腰壁に県産木材を使用したが、天井は格子組みに県産木板材を千鳥貼りし、特徴を出す工夫をしている。
木材を使用した箇所(外装・内装)
一階のリビング天井とダイニングの腰壁。
■住宅概要/敷地面積 284.06㎡・延床面積 120.89㎡
木材使用量(㎥)
全体使用量/15.20
うち構造材/14.78
うち内装材/0.42
うち県産木材(㎥)
全体使用量/10.89
うち構造材/10.47
うち内装材/0.42