【施工】株式会社小渕建設
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住宅の特徴(紹介)
先祖代々続いた母屋を解体し、新しい家に梁・木製建具・ガラスを再利用しましたが4本の梁・4枚の木製建具・4枚のガラスしか採取出来なく、本来『4』の数字はあまり好まれないのですが、本住宅では『4兄弟姉妹が支え合う家』をテーマにして4本の梁・4枚の木製建具・4枚のガラスを各所に再利用し、4つ支え合う屋根で建築することが出来ました。
住み手の思いを汲んだところ
スロープ・玄関・ホール・木製建具の幅を広くしました。
木材(特に県産木材)の利用を工夫したところ
LDKには新たに県産桧の大黒柱『施主様をイメージ』を中心に配置し、天井には新たに県産杉の太鼓梁を4本の古材梁『4兄弟姉妹をイメージ』が支え合う様に配置し再利用しました。また、その上部に県産杉板を張り杉材の板目の美しさを演出する事も出来ました。玄関・ホール・トイレの天井部分に県産杉板を張り柔らかい木の香りがする空間に仕上げる事が出来ました。
木材を使用した箇所(外装・内装)
1.ポーチ外装軒天部分 2.外構目隠し格子部分内装の柱・床・天井部分 3.玄関・ホール内装の床・梁・天井部分 4.和室縁側内装の床・天井部分 5.トイレA・B内装の床・天井部分 6.LDK内装の大黒柱・梁・床・天井・壁部分 7.座敷・仏間・床の間 8.木製建具・枠
■住宅概要/敷地面積 557.72㎡・延床面積 112.32㎡
木材使用量(㎥)
全体使用量/32.03
うち構造材/17.88
うち県産木材(㎥)
全体使用量/13.28
うち構造材/12.57
外装材面積/28.76
内装材面積/27.18