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【施工】吉村工務店/【設計】山口設計一級建築士事務所

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住宅の特徴(紹介)

住宅の特徴(紹介)ご夫婦お二人住まいの住居ということで、出来るだけ無駄のない動線と木材を使うことにより木の持つ温かみと木目の美しさを表現し、天井高を高くすることで圧迫感のない広々とした空間と明るさを感じる造りにしました。サンルームを併設し、仕事に出ていても洗濯物の心配をなくし、更に日向ぼっこをイメージし室内も暗くならないような造りとガルバ材の下地に木材を使用し温かみを感じるよう心掛けました。

住み手の思いを汲んだところ

過ごす時間が一番長いリビングは広々と感じるようにして欲しいという希望に添えるよう天井高を高くし、明るくなるように心掛けました。収納スペースを多くしてほしいとのご希望と奥様のご趣味を配慮した小物置きのスペースが欲しいとの希望に添うようクローゼットを広く取り、更にウォークインクローゼットで対応し、カウンターと横の窓に小物が置けるスペースを造りました。

木材(特に県産木材)の利用を工夫したところ

玄関に県産木の梁とリビング天井に県産木の杉板を張ることで木材の香りを感じる事と梁が見える事で空間に重量感を表現し、更に空間を綺麗に見せるように工夫しました。また、玄関には明り取りのはめ込み窓を設置し、自然の光を取り込めるようにしました。リビング天井は一部クロス貼りにした部分と天井材に使用した杉材の木目との調和を意識しました。LDKは対面キッチンの為、流し台の背面にカウンターを設置し、そこに県産木の杉板を利用して圧迫感を感じさせず、更に杉板を使用することで落ち着きとぬくもりを感じるように工夫しました。

木材を使用した箇所(外装・内装)

構造材 内装:リビング天井、キッチンカウンター、間仕切壁

■住宅概要/敷地面積 214.5㎡・延床面積 88.37㎡
木材使用量(㎥)

全体使用量/9.25
うち構造材/9.25

うち県産木材(㎥)

全体使用量/6.98
うち構造材/6.98