【施工】綾部建設/【設計】綾部建設一級建築設計事務所
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住宅の特徴(紹介)
以前の住宅は築50年をすぎて、床の段差も多く住みにくい家でした。南側に寝室と居間を設け外観は落着いた雰囲気に仕上げました。又、床は杉板の30mmを貼り自然塗料で仕上げ、居間の天井は杉板を貼り温かみのある柔らかい空間にしました。
住み手の思いを汲んだところ
近くの方が御自宅に良く訪れるとの事で雑談する部屋(洋室)がほしいとの事でした。玄関を通らず気軽に訪れやすい様に洋間の東側に専用の玄関を設けました。又、脱衣場と洗面所を別々にしてゆとりある空間にしました。
木材(特に県産木材)の利用を工夫したところ
居間の天井に県産杉材を貼り、梁は出ていないのであえて梁型を県産杉板で作り、木の経年による変化を楽しめる様にしております。又、堀こたつにも杉板を使用して木のぬくもりを感じる様にしています。
木材を使用した箇所(外装・内装)
居間の天井、居間の堀こたつ内の床壁、居間・玄関・廊下・洋間・寝室・洗面所の床板
■住宅概要/敷地面積 480.24㎡・延床面積 103.13㎡
木材使用量(㎥)
全体使用量/16.56
うち構造材/12.12
うち県産木材(㎥)
全体使用量/10.45
うち構造材/10.22
内装材面積/18.9