多良岳材の間伐
目的
材木の成長を促進させます。
年輪幅を均一にします。
質の揃った優良材が得られるようになります。
適正な利用間伐を行うことにより、中間収入が得られます。
病害虫や自然災害に強くなります。
下層植物が育成し、林地が保全されます。
ポイント
間伐は曲木、病害虫被害木、育ちの悪い木から始め、なるべく均等間隔になるように行います。
間伐で1千平方メートル当りに残す本数は、樹木の樹高及び胸高直径で決めます。
一度に30%以上の間伐は行いません。
間伐は、4年から5年毎に繰り返し、適正な本数を維持します。
手入れが遅れている山林では、少しづつ繰り返し間伐を行う。
間伐の時期は、10月から翌年3月頃までに行います。
間伐のいきとどいた山林
間伐の遅れた山林
1千平方メートル当りに残す本数
樹高 | スギ | ヒノキ |
---|---|---|
8m | 320本 | 260本 |
10m | 240本 | 210本 |
12m | 180本 | 170本 |
14m | 140本 | 140本 |
16m | 110本 | 110本 |